ミリタリーアイテムなのに品のある一着！marka BOMBER JACKET – ORGANIC COTTON × SILK HIGH COUNT TYPEWRITER

こんばんは、長谷川です！

まだまだ冬ですが、ESSENCEは続々と2024SSシーズンの新作達が投入されていますよー！本日はその中からmarkaの、ミリタリージャケットだけど品のある一着をご紹介致します！

こちらのボンバージャケットをデザイン、素材、スタイリングに分けてご紹介したいと思います。

まずはデザインについて名前がボンバージャケットとなっていますがデザインはほぼMA-1です。ボンバージャケットは昔爆撃機に乗るパイロット用のフライトジャケットでMA-1もその中の一つとなっています、たまにこの一着の様にMA-1の様な見た目ですがボンバージャケットの名称になっている物がありますが明確な違いはほぼ無く時代によって呼び方が違う様です。

少し話が逸れましたが、続いては細かいディテールをご紹介します。

肩と身幅、腕周りにゆとりを持たせ着丈は短めのシルエットで裏地はなし、更に通常MA-1に見られる左肩付近のシガーポケットを省いたりジップを小ぶりなものに変更されたミニマルな仕様となっています。
MA-1のシルエットはそのままに細かいディテールをミニマルな仕様にした事で、通常のミリタリージャケットには見られないクリーンな印象がありますね。また、裏地も省いた事でブルゾンの様なアウター感覚ではなく、シャツ感覚で羽織れ春に重宝する一着となりました。

続いては、素材についてのご紹介です。

こちらのジャケットの一番の特徴と言っても過言では無いのが素材となっています。
シルク×コットンのタイプライター生地でワンウォッシュ済み。シルクと聞くと光沢感があって艶のある滑らかな肌触りを想像されるかも知れませんが、コットンの混紡し高密度に織られた事で少し生地にハリが生まれ更にワンウォッシュした事でシワ感もあり、シルクの上品な印象にカジュアルさがプラスされたあまり見ない雰囲気の一着となっています。
因みにシルクに混紡されているコットンですがシルクの素材感を損なわない為に、コンパクトヤーンと呼ばれる毛羽立ちの少ない糸を使用し更にその糸に毛羽を焼き取るガス焼きが加えられた艶と光沢感のあるコットンが使用されています。

リブ部分も特徴的で素材がウールとなっています。
画像をご覧頂くと分かると思いますがしっかりと手首に沿っていてパッと見でキツそうかも知れません、しかし実際は全然きつく無いですしチクチクもしません。オリジナルやレプリカの一着の様にリブ目もはっきりしていないのでスッキリとしています、この様に細かい部分をミニマルな仕様にする事でアイテム全体を見た時にスッキリとしたクリーンな印象に繋がっています。

デザイン、素材と細部にまで拘りが感じられるmarkaらしい一着となっています！それでは、スタイリング紹介に入りたいと思います！

※モデル身長175cm 体重70kg ブルゾンサイズ3、スウェットサイズ4、パンツサイズ2着用

ブルゾン、パンツのカラーがブラックなのでインナーは爽やかなミントカラーで合わせました。
パンツはデニムですがブルゾンと同じコットンにシルクが使用されて、しっかりとしたデニム生地ですが少しとろみのある肌触りとなっています。
従来カジュアルな印象のデニム、この一本はシルクを混ぜた事とセンタープリーツを入れた事で極端に太いシルエットですがカジュアルになり過ぎずドレスな印象もあります。なので、ミリタリージャケットにデニムの合わせですが無骨な印象になり過ぎずにスタイリングが組めています。

今回使用したパーカーはATONで毎シーズン定番リリースされている『NATURAL DYE (天然染め) 』のシリーズの一着です。
このシリーズは天然の鉱物や植物を原料としたカラーでそのアイテムのカラーはありそうであまり見た事の無い絶妙な色が特徴です。

今回ジップを開けた中心からしかこちらの良い色味のパーカーを見せないのは勿体無いと思ったので、今回は袖先からも少し出しワンポイントのアクセントを加えました。ブルゾンのリブが柔らかいのでパーカーとブルゾンのリブが重なってもゴワゴワした感覚にはなりません。
こちらのブルゾンでしたら、裾だけのレイヤードスタイルだけでなく今回のように袖先でレイヤードした少し遊び心のあるスタイリングも組めますよ！

ミニマルな仕様と素材使いが細部にまでこだわりを感じられる一着となっています！先物となりますが、人気素材のアイテムですので気になる方は是非体験しに店頭までお越し下さい！

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