春夏の気候に合う、MARKAWAREのCLASSIC FIT TROUSERS(ウールトロピカル)

2020.05.16
MARKAWARE

こんにちは。Nです。
マーカウェアの定番シルエット「クラシックフィット」のトラウザーパンツの新作が到着しました。2020SSでも使われていたオーガニックウールの生地を使った夏のカラーバージョン。くすんだグレイッシュなベージュとチャコールの2色。

MARKAWARE
CLASSIC FIT TROUSERS – SUPER 120’s WOOL TROPICAL
A20B-02PT01C
¥38,500

シャツ：ATON　COTTON TWILL OVERSIZED SHIRT(サイズ6)
Tシャツ：ATON　FRESCA PLATE OVERSIZED T-SHIRT(サイズ6)
モデル：身長180cm体重65kg、紹介アイテムはサイズ2着用

今回は同じ生地の半袖のシャツも一緒に発売になりますが、ここは敢えてセットアップでの着用ではなくお手持ちのオーソドックスなアイテムと合わせてもいいんだよ、ということでエイトンのシャツを選んでもらいました。生地の名前に付いている「SUPER 000’s」とは、ざっくり言うと繊維の細さを指します。数字が大きいほど細く、良質という考え方。スーツなどに使われるウールの場合、一般的なものなら100〜110、ランクの良いものですと120〜130くらいのものを使うとされていますね。数字が上がれば上がるほど美しい光沢を放つのですが反面ケアが大変で傷みにくくなるという特徴もあります。
ただ、この「SUPER 000’s」は基準があるようでないようなもので、実際は原料や生産によって品質が大きく左右されるようですので、その数字はあくまで品質の目安といったところでしょう。

マーカウェアのウールは、デザイナーの石川俊介さんが現地まで足を運び、生産者や羊のことまで見てきているので、品質の心配は無論ありません。失礼を承知で表現させていただくと、石川さんは素材オタクですから、この点における信頼は揺らぐことがありません。実際触ってみるとそのモノの良さは伝わるはずです。以下、石川さんのコメントです。

【SUPER 120’s WOOL TROPICAL】
ウールは、春夏シーズンにも素晴らしい生地なので、ウールでシャツ地を作りました。使ったのはニュージーランド産の17.5μmの原料に防縮加工をかけた72番双糸。チクチクを感じないウールです。この糸で、張り感と肌触りの良さを持ったトロピカルを織りました。涼しくて汗臭くならないので殆ど洗わなくてもいいです。でも洗わないというのが気になる人は洗濯機で洗濯できます。春夏にウール？と抵抗がある人も是非このシャツを着てみて下さい。たぶんウールの良さが分かってもらえると思います。併せてパンツも作っていますので、セットアップで着ていただけます。皺になりにくく、洗濯できるので、洒落た旅行着にも最高です。

さて、「クラシックフィット」について。現在マーカウェアのパンツには大きく分けて3種類の定番シルエットが存在しています(もちろん他にもあります)。

・ペグトップ
・ストレートフィット
・クラシックフィット

太さで言うとペグトップが最もメリハリがあって細く、ストレートフィットはやや太めでテーパードがないシルエット、クラシックフィットは更に太めで弱めにテーパードがかかるシルエット。いずれもボトムの中心を折った「センタープレス(センタークリース)」のスラックスタイプとなっています。そして、腰後ろに備わったゴムによってベルトなしに使えるところが非常に便利で評判が良い。

スラックスって少し前ならカジュアルに差し込むアイテムとしてはやや難易度の高いカテゴリーだったと思うのですが、最初にリリースしたペグトップのシルエットが非常に評判を呼びました。先程書きましたようにゴムの入ったウエストや、足首が出るか出ないかくらいの絶妙な丈感、メリハリの効いた美しいテーパードなどが特徴。大人が嫌味なく穿ける上品なパンツ、そして楽な穿き心地。そういったトータルのバランスが優れている名品です。で、このクラシックフィットは後発のモデルなんですが、最近のパンツ事情におけるファットなシルエットともマッチしており、夏場は軽やかさと風通しの良さからこれまた人気となっています。

腰のタックが入り腰から腿辺りにかけては非常にリラックスした太さ。膝下は徐々に先細りしており、ゆとりがあるのに無駄のないスッキリさを感じさせてくれます。夏場は普段「Tシャツと短パン」になってしまうこともあるかと思いますが、夏に無理なく穿けるフルレングスパンツとして本当に快適に使っていただけるはず。上の画像にあるようにTシャツにスラックスというのも余裕があるスタイリングで雰囲気が良いですよね。