2020年もフリースに注目!差別化ができるKAZUYUKI KUMAGAIのワイルドボア リバーシブルブルゾン
- 2020.10.13
- KAZUYUKI KUMAGAI
こんにちは。Nです。
もう何年前からになるのか、秋冬のフリース需要が急増して久しいですよね。私の原体験は、昔ユニクロに連れて行ってもらって「ユニクロに来たらまずフリースを着ろ」と言われて言われるがままに着たこと。たしか95年か96年頃の話だったと思います。家族みんな色違いで着ていた記憶があります。それから20年以上経って今じゃほぼ全員が持っているんじゃないかってくらい色んなフリースが溢れかえっています。それくらい秋冬の大正義アイテムに君臨しているわけですが、その分差別化や進歩も目覚ましい。
2020年もまだまだフリースが大きな需要を占めるだろうということで注目していただきたいのですが、今回紹介するカズユキクマガイのワイルドボア リバーシブルブルゾンもその派生系と行って良いと思います。カズユキクマガイが考えるもこもこブルゾンの思想が詰まったデザインです。
サラサラなフリースと違い、凸凹としたボアを使ったブルゾン。「ワイルドボア」というのはイノシシのことですね。確かに野生動物感があります。でもそうだからと言ってみすぼらしいとか汚いとかって感じとは違って、そんなに野暮ったくもありません。
シルエットは非常に大きめです。身長175cmでサイズ2を着用しても手先まで袖が覆うくらいに大きいですし、身幅も広く袖幅も広い。着丈も若干長いため、普段のサイズ選びでガバっと大きな羽織りになるシルエットです。女性がメンズのジャケットを着る感じに似ていますね。
生地感が生地感ですので、袖や身頃の縫い位置がよく分からず、生地感の割にシンプルに使えるのがポイント。アウトドアフリースのような胸のパッチポケットは横から手を入れるタイプでファスナーで開閉します。スマホや財布も入るくらいのサイズです。身頃脇にもハンドウォーマーポケットがあります。
それでリバーシブル。リバーシブルのブルゾンにはグルっと反対側に回るファスナーが装備されています。そのためシングルジップとなります。
リバーシブルのアイテムって自分が思ってるより片面でしか使わないことが多いんですけど、この「裏」に相当するナイロンシェルのブルゾンもアリですね。80年代から90年代の「ヤッケ」的なニュアンスを感じる非常に今っぽい見栄え。ただ、このナイロン面は結構パリッとしていてしっかりした生地感になっており安っぽさはありません。
大きさを活かしてざっくりと適当に着るのが良さそうです。抜き襟のように背中に落としても良いでしょうし、肩をずらしても良い。ある意味できちんとしていないシルエットだから、どう着ても様になります。
私ならやっぱりファスナーは閉じちゃいます。襟がシュッと立って綺麗に見えます。この辺は好みですね。
大きい分、これをメインアウターとして中に着込むレイヤードが可能です。タートルネックやダウンベストを使いながら冬を迎えるのも手段の一つです。実際スウェットを着ていますが全然余裕です。
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