イージーなのに上品な見た目と綺麗なシルエットのnonnative OFFICER EASY PANTS

イージーなのに上品な見た目と綺麗なシルエットのnonnative OFFICER EASY PANTS

こんにちは。Nです。
サマーコレクションがスタートしたノンネイティブから、2020SSコレクションで発表された「OFFICER」名義の新型イージーパンツが素材を変えて登場。ノンネイティブのパンツはイージータイプのものが結構増えましたね。ウエストサイズがある程度気にならないのと、なにより脱ぎ穿きが圧倒的に楽になるので一度手にとってしまうとそればかりになってしまうくらいヤミツキです。しかも相反する上品さを見た目に与えたOFFICER EASY PANTSはスタイルのレンジを広げてくれるモデルです。

 
 
 

nonnative / ノンネイティブ
OFFICER EASY PANTS N/P TWILL 2WAY STRETCH
NN-P3795
¥30,580

 

アウター:ATTACHMENT 塩縮タスランナイロンタフタ スタンドカラーブルゾン(サイズ2)
Tシャツ:ATON FRESCA PLATE OVERSIZED T-SHIRT(サイズ4)
シューズ:DWELLER TRAINER COTTON CANVAS
モデル:身長170cm体重57kg(紹介アイテムはサイズ1を着用)

 

イージーパンツの定義って特に誰も声を挙げていないと思うのですが、洋服屋として考えると「ウエストがゴムやドローコードで調整できる仕様のパンツ」ということだと思います。つまりベルトの要らないパンツ。腰回りが重たくならずに済み、お腹の膨らみにも柔軟に対応でき、かつ柔らかい穿き心地を維持してくれるという、フォーマルやトラディショナルなスタイル以外の点でメリットしかないパンツです。

 
 
 

「OFFICER」というシリーズは何も「オフィスで」というシリーズなわけではありません。いや、特にnonnativeがそう断言しているわけでもありませんが、私が考えるに「オフィサー=士官」の方でミリタリー由来のデザインに位置づけたシリーズだと思います。過去に展開したパンツやジャケットを見ても特別ビジネス仕様という感じでもありませんでした。ただ、士官の格好で考えるとキチッとした制服姿を想像しますので、ビジネスウェアとも捉えることができますね。その中間(曖昧)のスタイルでのシリーズでしょう。このパンツの場合もセンタープレスがされたようにボトムの真ん中をつまんで縫い付けてあり、スラックス調のルックスを表現しています。プレスと違うのは洗っても折り目(縫い目)がなくなることがないので、洗いざらしでスラックスの雰囲気が楽しめるのがまた「イージー」と言えるでしょう。

 
 
 

そしてノンネイティブのパンツと言えば欠かせないキーワードである「テーパード」。股上が深め、もも周りは広め、裾先にかけて先細りするシルエット。今回のOFFICER EASY PANTSの場合ですとテーパードは効いているものの比較的弱めでナチュラルな先細り。少し太さを残したことでクラシックなミリタリーウェアっぽさが活きています。昨今のスラックス事情で考えるとワイドシルエットでの人気が高いので、そちらに近づいた形。と言ってもノンネイティブのパンツは総じて細いと思います。ノンネイティブらしいバランスですとこれくらいの太さが良いという提案ですね。

 
 
 

また最近のノンネイティブのパンツはポリエステルの使い方がとてもうまいと思います。こちらもポリエステル100%。カラッとした硬質な生地感ですが、肌離れが良くコットンポリエステルなのかな?と勘違いする感じです。あるいはリネンを使ったかなと思わせる枯れた感じ。見た目は自然な風合いですけど、洗濯するとすぐに乾きそうな感じ。あとタフな感じですね。ツイルですからワークウェアやデニムなんかに使われる耐久度の高い織り方です。

 
 
 

バックポケットは右に片方だけ装備。ファスナーを使ったもので、iPhoneがぴったり収まる高さになっていました。またフロントポケットは、ノンネイティブの定番である「DWELLER 5P JEANS」のように前面に口があるタイプと違って、アウトサイドのシームに沿って口があります。この辺がスラックスっぽさを感じさせる部分でもありますね。タックインで使っても品が良いです。

 
 
 

こういう白黒合わせ好きです。

 
 
 

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