なんでもないけど強い、nonnativeが作ったCORDURA製Tシャツ

こんにちは。Nです。
早速ですがノンネイティブの無地Tシャツが結構人気です。毎年人気は人気なんですけど、ノンネイティブTシャツって正直高級品なんですよね。1万円を超えてくるものもチラホラあるほどです。それでもどんどん無くなっていきます。着心地だったりシルエットだったり自分の持ってる洋服との相性だったり、果ては何を感じ取るかってこともあるでしょうけど、着た人が分かる魅力があると思うんですね。別に誰に分かってほしいわけじゃない微妙なニュアンスを、買ってくれた人は理解してくれているんだと思います。

いくつか無地Tシャツがある中で今回紹介するのは〈CORDURA〉のファブリックを使った無地ポケTEE。

ノンネイティブのTシャツの最もベーシックなスタイルであるDWELLER S/S TEEは、丸首でポケットが付いていて、裾脇にスリットが入りそのままラウンドカットになっているデザイン。シーズンによって裾の処理の仕方が都度変わるのですが大体ざっくりこの形がスタンダードになっています。

トレンドに大きく流されず、どのシーズンもスッキリしたシルエットを保っています。ESではサイズレンジを上に引き上げて、本来0(S)から始まるところを2(L)を最も小さいサイズとして入荷しています。もちろん身長体重にもよりますが、直営店スタッフの着こなしを見ても大体2から4をチョイスしている印象。大きなTシャツを着るのではなくて「普通のTシャツを大きく着ている」のが着こなしの特徴かなと思います。

〈CORDURA〉を使っていると言うといかにもナイロンっぽさをイメージしやすいかもしれません。でも手触りはあくまでコットンTシャツらしさが強く、化学繊維の風合いはほとんど感じ取れないでしょう。風合いは柔らかく優しいため全く気になりません。

今更ですが〈CORDURA(コーデュラ)〉が何かを説明しますと、要するに「ハチャメチャに強いナイロン生地」を作っているインビスタ社の特殊な素材のことです。よくカバンやアウターなんかに使われます。普通のナイロンの7倍の強度があるとかって触れ込みで有名です。

コーデュラナイロンを使うと何が良いかっていうのは実際に使ってみないとなんとも言えないですが、ナイロンなので例えば色褪せにくいとか、背負ったカバンの摩擦でも毛羽立ちにくいとか、毛玉ができにくいとかそういうのは想像できます。ナイロンは40%混紡なのでコットン100%のTシャツに比べて乾きやすいとか軽いとかもありますね。よほどの天然素材主義でない限りはメリットしかないんじゃないかと思います。

キモとなっているラウンドカット。ラウンドヘムとも言います。シャツみたいに丸くなった裾のことです。2020SSの形は業界用語で言うところの「角R」ってやつですね。裾自体はまっすぐで、角だけ丸くなっている形。なんにせよノンネイティブのTシャツはレイヤードすることに特化しているのでインナーとしても秋冬に重宝します。年がら年中着るようなTシャツです。

パリッとしたストリートライクなTシャツはインナー使いは結構難しいですがノンネイティブのTシャツは基本的に重ねても辛くありません。ですから年中使えるのです。くたびれても着心地が良いのでついつい着てしまいます。このTシャツの場合、その中でも強い生地になっているので他のTシャツと比べるとさらに長持ちするんでしょうね。

トップス：nonnative DWELLER S/S TEE C/N JERSEY CORDURA(サイズ4)
パンツ：私物(White Mountaineering)
シューズ：私物(CONVERSE SKID GRIP)
時計：私物(CASIO G-SHOCK ORIGIN G-5600E-1JF)

で、今回はサイズのあるブラックをチョイスしました。黒いワイドパンツとオールインワンっぽいセットアップっぽい感じで着てもらいました。白スニーカーで。特に男性の夏はどうしたって虫取り少年みたいになりがち(私が言えたことじゃないですけど)ですから、こういったキリッとした色使いと見せ方も大切ですね。

身長180cmのスタッフでサイズ4で少し大きいかな？くらいのサイジング。ドロップショルダーで見せるには2サイズアップくらいがおすすめ。例えば170cmまでの人ならおそらく0が丁度いいサイズですけど2が今っぽいルーズ感になります。175cm前後の人なら1を3に、180cmくらいの人なら2を4に、という具合です。スッキリしたシルエットのせいか、サイズを上げてもバランスは崩れません。
ビッグシルエットの人気が高いためブラック以外はサイズ2しか残っていません。お早めに。

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