スウェットパンツ選びは裾選びが要!nonnative DWELLER EASY RIB PANTS COTTON SWEAT

スウェットパンツ選びは裾選びが要!nonnative DWELLER EASY RIB PANTS COTTON SWEAT

こんにちは。Nです。
今日はノンネイティブのアイテムについて。個人オーダーしていたDWELLER EASY RIB PANTS COTTON SWEATが届きましたのでレビューしたいと思います。DWELLER COLLECTIONが既にスタートしているため、今か今かと待ち続けていたアイテムでしたが、冬コレクションのルックが公開になるとともにデリバリーされました。

 
 
 

NN-P3815
DWELLER EASY RIB PANTS COTTON SWEAT
¥28,380

 

ハンギングすると外に跳ねるようなボトムが特徴的なパターン。これについては後述します。
個人的に今欲しいスウェットパンツは裾がリブじゃなくてギャザーのものが良くて、なおかつヘザーグレーのが良くて、更にナイキやコンバースなどのシューズブランドを選ばず対応できるものが良かったんです。

 
 
 

私の中ではアディダスのトラックパンツにエアマックスを合わせるのはNG、ナイキのテックフリースジョガーパンツにポンプフューリーを合わせるのはNG、というようにブランド同士が噛み合わない着合わせは避けたいんです。ですのでアノニマスなスウェットパンツをずっと欲していました。
実は私はファッションとしてのスウェットパンツって通ってこなかったものですから今回が初めてかもしれません。ナイキのテックフリースジョガーパンツは持っていますが、あれは厳密にはスウェットではありませんでしたので…。そこへ来てちょうどいいのがノンネイティブの展示会で発表され、これはと思い自分の分を追加。

 
 
 

スウェットパンツをファッションとして使う場合って私が見てきたのはBボーイ的なダボッとしたスタイルだったり、極端に細いシルエットだったりで、なんとなく私には合わないかなというケースが多かったのかもしれません。あるいはまだ自分が求めるようなアイテムとしては成立していなかったかも。もちろんノンネイティブはずっと一貫して綺麗なシルエットのスウェットパンツを作り続けていたのですが、タイミングがなく私の手元には来ませんでした。
それが最近のスウェットパンツ事情そのものが変わってきたように感じていまして、昔のような印象と違って極めてクリーンなものへと変貌したように思ったんですね。
それこそESとも馴染みの深い中目黒あたりでサラッと穿いていそうな感じの、力は入っていないけど洗練もされていて無理がない着こなしのような。その感じが私にはとても魅力的に写りました。

 
 
 

選ぶのならカタチの良いものが良いに決まっています。パンツのシルエットに定評のあるノンネイティブならまず間違いありません。ここでいう「カタチ」というのは股上の深さやもも幅のゆとり、丈感、裾の細さなどを総じています。素材感もとても大切です。スウェット生地はその特性上伸びてしまいがち。仮に型くずれしてもそれはそれでも良いかなって思えるものが良かったんです。
これはスウェットの中では比較的しっかりした生地感で、やや固め。裏起毛している分結構ふっくら肉厚です。ですからスウェット特有のたるみに若干のハリを持っているのがいい感じ。

 
 
 

今回の着こなしでは敢えて白ソックスをインするかしないかのギリギリの感じでホワイトのスニーカーと組み合わせました。もちろん普通に合わせていただいても良いですが、普通のリブタイプのスウェットではできないことができるという意味ではやりたいスタイルの一つ。
ちなみにトップスもスウェットですがこちらはノンネイティブではありません…私物です。個人的には似たヘザーグレーなら合わせても良いんじゃないかとも思います。ノンネイティブの今期品は少し黄みがかったようなグレーですね。私物のスウェットはもう少し漂白したような青みのあるヘザーグレーだったのでギリギリ許容できなかったです…。

 
 
 

我々は洋服屋であってスニーカー屋ではありませんので、スニーカーとの合わせ方もあくまで大人らしく、どこかに品を残しつつ合わせたい派。スウェットパンツとスニーカーというドカジュアルな組み合わせも30代、40代が合わせても無理のない合わせ方をセオリーとしています。
ナンバーのシャツジャケットが色も形も相性良かったです。スウェットのセットアップも今結構メディアで見るようになったスタイルですから、セットアップだけだとどうしてもホームウェア感が拭えない人はシャツジャケットとかコートとか綺麗な羽織りを合わせると抜群にマッチします。私がめちゃくちゃ推してるスタイルのひとつです。

 
 
 

またこのスウェットパンツの特徴にはパターンのギミックがあります。冒頭で書いたとおり、ハンガーで吊るすとボトムが外ハネするんですよ。なぜかと言いますと、本来のスウェットパンツなら前後で2枚のハギで仕立てるところを3枚で構成しているから。前後は普通のスウェット生地で、側面が広めのリブパネルとなっています。ここが生地を引っ張っているためにボトムが外ハネしているんですね。ただ、脚を通すとそれが気にならなくなり、非常に綺麗なテーパードとなります。不思議なものです。
試せたわけではありませんが、3枚ハギになると膝の抜けもある程度軽減される期待を持っています。

 
 
 

ハイカットのシューズと合わせた時も綺麗に収まる丈感も絶妙です。オールスターのように足首がスリムなハイカットが一番綺麗に合うかなと感じました。それと同時にスウェットパンツ選びは裾選びこそが要だなとも感じました。足首周りさえキレイに収まりさえすればスウェットパンツは多分成立しますね。それくらい重要度が高い。

 
 
 

9月に穿くにはまだまだ暑いくらい保温性が高いスウェットパンツでしたが、気温が20度を下回る頃から活躍しそうです。今年はぜひスウェットセットアップでのスタイルを試していただきたいです。同じ生地のクルーネックも同時発売しています。合わせてどうぞ。

 
 
 

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