nonnativeの新シリーズ「PLOUGHMAN」とは?

nonnativeの新シリーズ「PLOUGHMAN」とは?

こんにちは。Nです。
ノンネイティブから久しぶりとなるコレクションデリバリーです。位置づけは2021年のいわゆる「夏展」と呼ばれているもので、例年なら大体4月末から5月くらいにかけて登場していましたが、2020年からコロナ事情によりコレクションの見直しそのものが図られました。以降、通常のコレクションとは違った変則的な展開に切り替えたものとなっています。
4月3日に「プレ」という形でスタートし、本格始動は4月末頃からになる見込み。と言ってもESでは12型投入。結構なボリュームです。

 

おなじみのデニムパンツやジャケットといった定番(DWELLER)もあれば、聞き馴染みのない新型のアイテムもありますが、今回はその中でも完全新作となる「PLOUGHMAN」についてご紹介します。

 
 
 

nonnative / ノンネイティブ
PLOUGHMAN PANTS RELAXED FIT C/P RIPSTOP STRETCH
NN-P3940
¥32,780

そもそも「PLOUGHMAN」とはなんだろうと思って調べてみると「耕作者」や「農夫」なる意味があるそうです。読み方は「プラウマン」「プローマン」。以前「FARMER」というシリーズがありましたが、それに近いニュアンスですね。

※ノンネイティブの商品名には職業や立場を意味する冠がつきます。

 
 
 

ジャケット:nonnative DWELLER 3B JACKET C/P TWILL STRETCH VW(サイズ1)
シャツ:nonnative CLIMBER L/S SHIRT JACKET COTTON BAFU CLOTH VW(サイズ2)
パンツ:nonnative PLOUGHMAN PANTS RELAXED FIT C/P RIPSTOP STRETCH(サイズ1)
シューズ:私物(類似アイテム:NIKE NIKE WMNS AIR RIFT BREATHE)
モデル:身長177cm、体重55kg

今までのノンネイティブのパンツの中でもかなり太めのボトムが特徴の、新シリーズの新シルエット、新デザインのパンツです。この夏、秋のシーズンテーマが「SOUTH」ということでニュージーランドが舞台となっています。このことから牧場や畑が多いニュージーランドをイメージした「PLOUGHMAN」シリーズが生まれたのだと思います。
今後のデリバリーに関して細かくは言えませんが、ネーミングルールで言えば、「野外で作業をするような人が着ていそうな洋服」が展開されると推測できます。

 
 
 

実際に農夫の作業着でこうしたイメージソースがあるのか分かりませんが、見た感じではミリタリーパンツにルーツが近いように感じます。アーミーパンツのような雰囲気で、運動性に長けたディテールが特徴です。

 
 
 

膝にはアクションプリーツが入り、屈伸の妨げを防いでいます。ベルトループはありますが後ろがゴムになっていてイージーパンツ的に使うことができます。ドローコードも入っており、ベルトが無くても調整が可能です。
あまり絞りをかけていない緩めのテーパードシルエットはノンネイティブでは珍しいですね。裾幅もたっぷりとある感じです。私の記憶では2013AWに展開したDOCTOR EASY PANTS以来の太いボトムです。

 
 
 

フロントポケットもユニークでスナップタイプの蓋付き。両端はかんぬき止めしているので蓋が上向きに開くことはありませんが、要はポケットの上方も蓋の分の空間があります。農場で使うようなハサミとかハンマーとか入れるイメージですかね。実際にはそんな使い方はしないと思いますが、スマホの落下防止にはかなり役立ちそう。
ポケットの内側には定番仕様と言って良い、スマホポケットも内蔵。

 
 
 

バックポケットにはファスナーを使用。全てのポケットが口を閉じれるタイプとなっています。しゃがんだりする時には非常に役立ちますね。盗難防止にも。
バックヨークは山型になっています。ノンネイティブではオーセンティックなスタイルですね。大定番の「DWELLER 5P JEANS」も実はこの山型タイプです。PLOUGHMANはシームポケットタイプですが、「DWELLER 5P JEANS」はパッチポケットタイプでヨークの上にポケットが重なるので分かりづらいかもしれません。
ちなみにリーバイスの501に代表される一般的なジーンズは普通、谷型(V字)のヨークなんですが、ノンネイティブではほとんど見かけません。

 
 
 

最近のノンネイティブのパンツで多様している裾のスピンドルもあります。裾が絞れることで擬似的なテーパードを作れます。ミッドカットからハイカットのシューズと合わせるスタイリングの多いノンネイティブでは絞ることが大切な要素にもなっています。コードストッパーは無いので、結んでしまうかスポーツ用品店やアウトドア用品店で買って付けると良いです。100円くらいです。

 
 
 

絞らずそのままストンと流しても末広がりにならない、収まりの良いフォルムです。膝のアクションプリーツが大きめでボトムにクシャッとシワを作るため、生地が独特な落ち方をします。生地自体はとても軽いのですが下にたまらず、クッションが程良く付く、よくできた設計となっています。

 
 
 

今回のモデルでは薄手のコットン/ポリエステル リップストップ素材を使っています。こちら、名前からは分かりませんでしたが〈COOLMAX®〉を採用していました。ですので通気性・吸水性・速乾性が非常に高いです。夏向きのワイドパンツですね。
リップストップの生地って使い込んでも生地の凹凸やスレなんかがエイジングとして受け入れやすくて私はとても好きです。長く使ってもそれはそれで良い味になりそうです。

 
 
 

シーズンごとに〈Liberty〉の様々なテキスタイルを採用してきていますが、2021 SUMMER / AUTUMNはニュージーランドの有名なスポットにもある柳の葉をモチーフにしたパターンです。

 
 
 

新型ならではの新鮮なディテールもたくさんありますが、ノンネイティブらしく「極太」ってほどでもなく、取り入れやすいシルエットでバランスが整っています。ビッグシルエットのアイテムも当たり前になった今、こちらのパンツはそういったアイテムにも対応しやすいです。例えばマーカウェアのコンフォートフィットシャツだったり、エイトンの裏毛フーディーのようにガバっと大きさを感じるものとも相性バッチリ。

 
 
 

たくさん入荷がありましたので、また徐々にお知らせしたいと思います。
今回の入荷、個人的には

DWELLER 5P JEANS USUAL FIT COTTON 13oz SELVEDGE DENIM OW
TRUCKER L/S SHIRT JACKET COTTON 7.5oz DENIM OW
STROLLER NECK GATER POLARTEC® POWER STRETCH® PRO™

この辺りがおすすめです。