1枚でも、インナーでも。ゆるく気兼ねなく着たい、nonnativeのヘンリーネックカットソー

1枚でも、インナーでも。ゆるく気兼ねなく着たい、nonnativeのヘンリーネックカットソー

こんにちは。Nです。
理想的なヘンリーネックTシャツに出会いました。ゆるいんだけどオーバーサイズじゃなくて、ヘンリーネックなんだけどタイトじゃない。1枚でも着られて重ね着でも活躍する。肌着っぽくなく、それでいて素朴で手が行き届いて過剰なデザインもないもの。

 
 
 

nonnative / ノンネイティブ
DWELLER HENLEY NECK L/S TEE COTTON JERSEY
NN-C4312
¥17,380

比較的厚みのある天竺ボディでありながら、ノンネイティブらしくクッタリとした柔らかな着心地も味わえるヘンリーネックTシャツです。2023AWではカットソーのリブにサムホールがついていて、一部リブが重なることで指ぬきの機能になっています。自分が買ったのはオートミールというカラー。
ちなみにDWELLER TURTLE NECK L/S TEE COTTON JERSEYは「首違い」のモデルです。

 
 
 

こんな感じのサムホール。リブは畦になって見えるタイプじゃなく、天竺素材を折り返して重ねたタイプです。なので袖から地続きになっていますが、ここのフィット感が高めのため、サイズアップしてもずり落ちません。

 
 
 

サムホールを裏返すとパイピング処理されているのが分かりますね。

 
 
 


身長177cm、体重55kg(サイズ3)

ヘンリーネックと言ったらアンダーウェアのイメージが定着していますが、ルーツ的にはスポーツウェアなのだそう。だからイメージするタイトなワッフル素材のアンダーウェアとしてだけじゃなく1枚で着たっていい。デートで使ってほしいとは思いませんが、普段着のバリエーションには結構勝手が良いと思います。

 
 
 

襟ぐりも一工夫。ここもリブじゃなく天竺生地が折り重なっているんですが、2本ステッチが通してあってよれないようになっています。

 
 
 

ボタン周りは布帛を使っているので伸びたりせず常にシャキッとさせてあるようです。ボタンは糸が切れにくい猫目ボタンを採用。

 
 
 

一瞬、表裏が分からないくらいキチッと縫われたフラットシーマによる縫製。直接肌に触れてもゴロツキのない着用感です。ちなみに1枚目が表です。

 
 
 

裾は前後で丈を買えたスリット入り。後ろだけ緩やかにラウンドさせてあり、いかにもノンネイティブらしいシグネチャーとして楽しめます。
とてもシンプルなカットソーなんですが、色々と考えて作られていることが分かりますね。

 
 
 

グレーとオートミールは杢調の生地になっていて、そちらの色合いがまたいい感じ。気張らずに使える雰囲気が良いです。
感覚的な印象で申し訳ないんですが、厚み的には6オンス弱のTシャツ程度の感触です。ただ洗いがかかってるためそこまで肉厚な感じがしません。いつものノンネイティブのTシャツに比べると少し厚みがあります。

 
 
 

カーディガン:TOWN CRAFT Shaggy Solid Cardigan(サイズM)
シャツ:BUTTON DOWN SHIRT(サイズ2)

自分だったらなんにつけ1枚で使ってしまいますが、これから肌寒くなってくるのでカーディガンやシャツと合わせたいなと思っています。

 
 
 

L.L.ビーンとかエディ・バウアーのような山寄りのブランドを街着で使ってる、どこにでもいそうなアメリカ人みたいな感じ。そういう普通さがヘンリーネックの良さだと思います。
インナーにした時の首元のニュアンスが丸首のTシャツともまた違った抜けた空気感。自然な脱力感があるのもまたヘンリーネックならでは。

 
 
 

 
 
 

WRITER N

ディレクター
よく着るブランド:MARKAWARE・nonnative・NIKE
好きな音楽のジャンル:シティポップ・ダンス/エレクトロニック
好きなアニメ:エヴァ
特性:静かに面白い事を言って爆笑を取る